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​Q&A

ボーイスカウト大村第1団に関するQ&Aのページです。当団に良くお問合せいただく、

ご質問に対してご回答いたします。

ボーイスカウトの指導者とスカウトたち

Q1.ボーイスカウトって耳したことは
あるけど、実際のところ何ですか?

A.健全な青少年育成を目指した世界的な社会教育運動です。

 スカウト運動は、自立心のある健全な青少年を育てる、世界的な社会教育運動の一つです。

少年たちの好奇心や探求心にこたえる活動を通して、心身ともにバランスの取れた人格の形成を目指しています。 

Q2.ボーイスカウトには女の子でも

   入れますか?

A.はい。もちろん入れます。

 1997年(平成7年)より、女の子も加盟

できるようになりました。

全国で、たくさんの女子スカウトが活躍しています。

大村第1団でも、現在、十数名の女子スカウトが

所属しています。 

夏季キャンプにて。男の子も女の子も一緒に活動
上進式で「ちかい」の宣誓をするスカウト

Q3.スカウトになるには、どんな手続き

   が必要ですか?

A.スカウトになるには2つの手続きが
​  必要になります。

 1つ目は、ボーイスカウト日本連盟に加盟することです。

この事務手続きは、団を通じて行います。

 日本連盟に加盟するということは、その組織を構成する団

が所属する長崎県連盟、そして大村第1団に属すると同時に、

世界中の5700万人のスカウトの仲間になることを意味

します。

 2つ目は、「私はスカウトとして、将来、他の人を支援

できるようにしっかりやっていきます。」

ということを、団の他のスカウトや指導者、保護者、

そして自分自身に自発的に「宣誓」することです。

それを「ちかいをたてる」と言います。

(ビーバースカウトとカブスカウトは「やくそく」)

  この2つを行ったときに初めてスカウトとして認められ、

仲間に入ることができます。

Q4.いつからスカウトになれるのですか?

A.幼稚園・保育園の年長の1月から、
  年齢に応じた区分でなることが
  できます。

 このスカウト運動は、幼稚園・保育園の年長の1月から、

 大学生を卒業した成人(25歳)までの 長期にわたって、

 年齢に応じた区分(部門)で行われています。

  各区分は、下記の通りです。

  〇小学1、2年生 ※(ビーバスカウト隊)

  〇小学3~5年生(カブスカウト隊)

  〇小学6年~中学3年(ボーイスカウト隊)

  〇高校1年~3年(ベンチャースカウト隊)

  〇高校卒業~25歳まで(ローバースカウト隊)

   ※見学や入隊への対応は随時行っていますので、随時スカウト

   になることができます。

  ※ビーバースカウトは、幼稚園年長の1月から仮登録として

   入隊が可能です。

部門別(BVS隊~BS隊)に一貫したプログラムを提供
部門別(VS隊~RS隊)に一貫したプログラムを提供

Q5.ボーイスカウトの活動って

   どんなことをするのですか?

A.地域の団によって様々な分野の活動
​  を行っています。

 ボーイスカウト運動の目的は「活動的で自立したスカウトを育て、社会に役立ち、道を切り啓いていく立派な社会人として送り出すこと」です。

「立派な社会人」と言うと漠然としていますが、それを「自分自身で判断し、決定して人生を切り拓き、また積極的に状況を察して他の人を助け、そして自分が引き受けたことに対して、責任をもって成し遂げるために、結果を予想して決断し、しっかりとした価値観を持って生きていくように努めながら、自分の志や理想を持ち続ける。」ことのできる人間と位置づけ、そのような人材を育て、社会でリーダーシップが取れるよう、世の中に送り出すことが、ボーイスカウトの主な目的なのです。

 そのために、小さい時から、いろいろな活動プログラムを通して体験していきます。

その過程において、成功したり、失敗したり、耐えたり、やり遂げたり、協力したり、分担の責任を果たしたり、分かち合ったり、励まし合ったり、リーダーシップを取ったり、観察や推理をしたり、自分を表現したりすることを仲間と相互に関わりながら体験し、成長していくよう導きます。

 その結果、困難や障害を克服する知恵と技能や精神、創意工夫をする能力を身につけ、仲間との関係を築き、結果を予測しての行動・決断を自らの体験から導き出すことができるようになっていきます。

 

それを体験する主な場所が「自然」の中であり、キャンプやハイキングなどの野外を中心とした活動を、年代に応じて設けた部門ごとに、その年代に応じた特色ある方法で実施しています。

結の浜漁港で魚釣りをするビーバー隊
カブ隊のスカウトゲームの一番面
大村湾でカヤックキャンプを行うボーイ隊

Q6.どんな人が指導者になっているのですか?

A.専門の訓練を受けたボランティアが
​  指導をしています。

 ボーイスカウトの各種の指導者訓練機関で研修を受け、

指導者としての様々な技能・知識を身につけた人が指導にあたっています。みんな子どもが好きで、子ども達のより良い成長のために、少しでも良いプログラムと活動環境を提供しようと考えているスカウトの保護者や子どもの時からスカウト運動を続けて指導者になった人たちです。

皆、自身の職業を持ちながら、仕事の都合をつけて指導

のために時間を作り、無償(ボランティア)で指導して

います。

キャンプの朝は国旗掲揚から始まる

Q7.教育はどのような仕組みになっていますか?

 A.子どもたちの個性と成長を、充分考えた
​   カリキュラムです。

  異年齢の子どもたちが集まる小さいグループでの活動を

通じて、協調性や社会性、自主性や責任感を養います。

 また、色々な課目を成し遂げることによって上級に進んで行く「進級課目」と、社会や自分に役立つ色々な技能を自分で選んで習得することによって、個性に応じた自己啓発を図る「選択課目」があり、子どもたち一人一人の成長を促します。

カブ隊の仲良しの輪

Q8.どれくらいの費用がかかりますか?

A.地域によって異なりますが、できる限り
​  少ない費用負担で活動を進めています。

 地域によって差はありますが、日本連盟への登録費用

5,500円に加えて、団ごとに異なりますが、だいたい

毎月 2,000~5,000円くらいです。

 大村第1団では、日本連盟への加盟登録や傷害保険等の

ための登録料5,500円(年間)に加えて、

 その他に、団や隊の組織や活動設備の維持費としての

育成会費 2,500円 、毎月の活動のための活動費 1,000円の

合計3,500円を毎月納めてもらっています。
 また、ボーイ隊やベンチャー隊の活動では、キャンプ

やスキー訓練など、費用がかかる活動の場合は、別途、

実費をお支払い頂いています。

 加えて、初期費用として必要な経費は、団の支持母体

である育成会への入会金2,000円(初回のみ)、制服代

(所属する隊によって異なりますが、~15,000円程度)、

野外活動用品(キャンプ用品等)があります。

九重森林公園スキー場でのスキー体験をするボーイ隊
17NSJ長崎派遣隊として参加するスカウト・指導者

Q9.制服や活動の用品は一度に揃え

    なくてはいけませんか?

A.所属する隊の活動内容に応じて
  違います。

 制服は、それを着用することがスカウトの誇りとなります。たとえ1年しか着ないとしても、自分だけの制服を揃える

ようにお願いしています。

 カブ、ボーイと成長するにつれて、活動の幅が広くなり、

活動に必要な用品が多くなっていきます。

 特にボーイ隊になるとキャンプ関係の装備を揃えなくて

はなりません。一度に揃えると結構な出費になります。

 まずは必要最小限のものを揃え、月々のプログラムに

必要なものを順次揃えていくことも可能です。

 各隊は、年間プログラムという年間の活動計画を作成

していますので、それを参考に、いつ揃えたらいいのか

を隊長にご相談ください。

合同クリスマス会での集合写真

Q10.月にどのくらいの活動がありますか?

A.各隊、毎月2回~4回程度の活動が
​  あります。

 ビーバー隊は月2回、

 カブ隊は月1~3回程度

 ボーイ隊やベンチャー隊は、月2~4回程度。

 その月によって回数や活動場所は異なります。

 活動場所は、主に公民館などの公共施設や市内外

 のキャンプ場等、広範多岐に渡ります。

 そのため、活動場所への送迎等は、基本的に

 保護者の皆さんにお願いしています。

キャンプの夜は、キャンプファイアで親睦を深める

Q11.勉強の妨げになりませんか?

A.なりません。活動は休日の数時間、
​  余暇を有効に生かせます。

 余暇時間を利用して、遊びながら学ぶため、勉強の妨げ

にはなりません。むしろ、スカウト活動によって集中力、

自主性、自立心が養われ、学習面においても良い効果が

あらわれるようです。 

  活動に参加することで得られる達成感は、スカウトに

とって大きな自信となり、新たな挑戦のきっかけとなり

ます。

 スカウトたちは、この運動の特色のひとつである

「進歩制度」に取り組みます。この進歩制度は、自分で

どの様に取り組むかを考え計画し、実行していきます。達成するとバッジがもらえます。

スカウトたちにとってこのバッジは大変魅力的なものである

ため、それを獲得するために積極的に進歩課目に取り組む中

で、計画→実行→反省→評価というプロセスを踏んでいきます。活動を続けていくとそれが自然と身に付いていきます。

このことは勉強において、また、何かに取り組むとき

にも当然反映されることでしょう。

 また、最近の教育界の流れとして、アクティブラーニング

と言われるように、知識偏重の学習面だけでなく、子どもの

余暇活動についても学校で積極的に評価されるようになって

きています。 

餅ピザづくりを行うビーバースカウト
組会議で話し合うカブスカウトたち
スキー体験はボーイ隊の冬の活動の定番

Q12.保護者はどの程度手伝うのですか?

A.隊によって、また、その日の活動に
​  よって様々です。

 子どもの成長を見守り主体的に導いていくのは大人の

義務であり、スカウト運動は成人の支援のもとで行われるものです。

 大前提として、ボーイスカウトは、お金を払って子どもを預ける場所ではありません。

 皆さんが納めた会費等は、全てスカウト達の教育活動と

その環境整備、保険や団体を維持・運営する経費に充てられます。

 隊長や副長等の指導者、団委員は全て無給のボランテイアです。子ども達の健やかな成長を支援するために、

情熱をもって大切な自分の余暇を提供し、また、活動

かかる費用も持ち出して、スカウト活動を行っています。

 そのため、大村第1団では、保護者にもいろいろな形での支援を求めています。

 例えば、カブ隊においては、カブスカウトの組の活動

サポーター(デンリーダーやキャンプ係)として参加していただいています。

 組の活動サポーター経験者によると、子どもの成長の

いちばん著しい時に、自分の子どもはもちろんのこと、

他の子ども達と関われたことは、子育てにとても役に立つすばらしい体験だった、との評価をいただいています。

 また、ビーバー隊やカブ隊においては、親子での参加を推奨しています。どうぞ一緒に楽しんでください。

 ボーイ隊以上になると、ハイキング等での安全の確保やキャンプでの物資の輸送等の必要な場合に支援をお願いすることもあります。

保護者もスカウトの活動を支援する
キャンプファイアの点火をするスカウトたち

Q13.仕事の関係で指導者としての支援はできま

    せんが、子どもを入れることはできますか?

A.もちろん入れます。できる範囲で何らかの
  お手伝いをお願いすることもあります。

 指導者・デンリーダー・補助者などのスカウトの指導にあたる役割の他に、組の連絡係、組の集会の場所の提供、インストラクターとしてお持ちの技能での指導、キャンプ装備の輸送、カブのキャンプの食事づくり、空いている

畑や土地の提供、活動時の安全監視、家業や仕事を通じた支援など、活動プログラムを行う時に求めに応じて、対応できる範囲での支援をお願いしています。

お弁当は保護者と一緒に作ることも

Q14.入団前に活動の見学はできますか?

A.もちろんできます。まずは活動の
​  見学・体験入隊をお勧めします。

 大村第1団では、各隊で、ボーイスカウト活動の楽しさを知ってもらうために、見学や体験入隊を行っています。連絡によって入団を強要するようなことはありませんので

​お気軽にお問合せください。

新大村駅から電車の旅
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